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【バスケLABO】ボール運びが苦手な人必見!ボールを奪われないコツーその2ー

バスケットボールのボール運びはドリブルが上手でないとできないと思われがちですが、ドリブルが苦手でもボールを奪われずにボール運びができるコツがあります。

前回に引き続き、チームプレーでボール運びをする方法ではなくて、個人でボール運びをするコツをご紹介します。

 

ボール運びのコツーその2ー

 

ズバリ!「ディフェンスからズレながら運ぶ」です。

ではさっそく説明していきましょう。

 

皆さんはボール運びをする時、とにかくディフェンスを正面から抜きに行くイメージを持っていませんか?

スピードがあり、ボールハンドリングが良いとそのイメージのままボール運びがうまくできるかもしれません。

しかし、スピードがない、ボールハンドリングも自信がない!と思ってる人には、この方法だとなかなかうまくボール運びができないと思います。

なぜなら、ディフェンスの守り幅の中に入ってしまうからです。

 

そこで、ボール運びのコツとして、正面からディフェンスを抜きにいくのではなく「ディフェンスからズレる」ということを意識して動いてみて下さい。

そうすることで、ディフェンスはあなたを守るために追っかけなければなりません。

追ってこなければそのままプレッシャーなくボールを運ぶことができます。

 

ズレで一番簡単なのは、ディフェンスの横にズレながらボール運びをすることです。

当然ですが、あなたがズレた分、ディフェンスも良いポジションをとろうと追いかけてきます。

そこでまた、ズレます。

ズレ、ズレ、ズレを繰り返すうちに、あら不思議!ボール運びができるようになっています!

 

この方法は、何も特別なことではありません。

これまでの考え方とイメージを少し変えるだけですることができる簡単でとても良い方法です。

 

 

□練習方法

実際にダミーでディフェンスをつけて練習するのが一番効果的です。

バックコートの端からとにかくディフェンスからズレることだけを意識してハーフスピードでボールを運びます。やってみると気がつくと思いますが、ボール運びの仕方が斜め方向に進んでいきます。(これまではおそらく前だったと思います。)

 

もし、ディフェンスが追いつきコースに入られた場合には前回ご紹介した「離れる動き」を入れましょう。

切り返しが必要な場合もあるでしょう。そのあとは、また逆方向にズレて見て下さい。

 

この練習をして行くと、切り返しの際のフロントチェンジの質とタイミングが変わってきます。

 

具体的には①フロントチェンジが膝下以下に低くなる②ディフェンスが追っかけてくるタイミングで切り返すようになるのでボールを取られにくくなります。

 

さらに動きがわかってくると、ダミーディフェンスをつけなくても練習ができるようになってきます。

 

 

ボール運びが苦手な人は前回の「走って運ぶ」「離れる動き」とあわせて、ぜひ「ズレて運ぶ」も試してみてください。ディフェンスからズレるコツが掴めれば、ボール運びがやりやすくなること間違いなしです。

 

 

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